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地下駐車場、地下駐輪場、地下室、設備室など、建物の地下を利用した施設や場所では、コンクリート打継部や経年劣化によるクラックなどから漏水が発生することがあります。これらの漏水は程度にもよりますが、専用の止水材で処置をする必要があります。
止水材には従来からあるウレタン系と新しいタイプの石油樹脂・アクリル系材料のものがあります。
ウレタン系止水剤はシーカ・ジャパン(株)のハイドロシリーズを主に使用しています。
ウレタン系注入樹脂は即効性に優れるため止水剤の主流だったが、付着性・伸びが低いため、継ぎ目、クラックの変位に追随できず、再漏水が起きてしまう。
石油樹脂・アクリル系材料の硬化速度を速めた材料を使用、止水性能はそのままに継ぎ目の外力や温度変化による変位に対応できるように。
正和工業はこのSTTG工法の研究に参加、共同開発しました。動画内での施工は正和工業が担当しています。